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ホームページのアクセスを調べてみよう
ホームページは公開して終わりではありません。日々の運用でさらなる改善を行う事が必要です。ではどうやって改善をすれが良いか?まずは現在のホームページのアクセス記録を分析し、改善を行うアプローチ例を解説します。ホームページのアクセス記録は、あなたのホームページの問題点を指摘してくれる非常に優れたツールです。本ページでは無料アクセス解析「Google Analystics(グーグル・アナリティクス)」を導入したアクセス解析の手法の一部をご紹介します。
Google Analysticsの設置方法については「Google Analystics(グーグル・アナリティクス)の導入方法」をご覧ください。
基本設定-調査期間を設定しよう
ホームページのアクセスを調べる事前準備として、調査をする「期間」を設定します。
1.期間の確認
Google Analysticsへログイン後、調査対象のホームページを選択すると以下のマイレポートが表示される。西暦で表示されている日付がアクセス解析を行える期間を表しています(図では2010年2月~1010年9月が調査期間として設定されています)。
2.期間の変更
調査を開始したい日付と、終了日を選択することで、調査期間を変更することがでます。
以上で調査期間の設定が終了です。
ホームページから問い合わせが来ない、その理由は?
ホームページを開設したものの、問い合わせが伸びない。その原因、「ホームページにアクセスが無い」なんて事はないですか?ホームページのアクセス数を調べる為には、「セッション数」を確認しましょう。表示は「月単位」、「週単位」、「日単位」と設定可能。日々のアクセス数が少ない場合、ビジネスブログをホームページに組み込む等の「SEO対策」を行い、セッション数を伸ばしましょう。
お客さんは何を探しているか?を知る「キーワード」解析
キーワード解析とは、お客さんが検索キーワードに何を入力したかを調べる事を意味します。「入力したキーワード=お客さんの関心」である事から、「何をお客さんが必要としているか?」を簡単に知る事ができます。手順は、画面下部に表示されるトラフィックサマリーをクリック。
入力されたキーワードの上位が表示される。「完全なレポートを表示」を選択すると、さらに詳細が表示される。
キーワードとして一般的に多いのが、社名やサイト名といったパターン。ではそれ以外のキーワードをどう読みとるか?
もしあなたの会社が特定の地域に根付いたサービス展開を行っているのであれば、「相双地区+建築業」といった「地域名+事業内容」のキーワードが上位に表示されるようであれば問題はない。しかし、それらのキーワードで上位に表示されない場合、SEO対策が十分ではない場合が多い。検索サイトで実際に、「地域名+業種」といったキーワードを入力し、何番目に表示されるかを確認することをお勧めしたい。
もしあなたの会社が全国に商品を販売している会社であれば、取り扱っている「商材」が表示されているかチェックして欲しい。レポート内に商材がキーワードとして表示されていない場合、あなたの商材を欲しがっている人がいないか、SEO対策が十分でない為、検索してもあなたのサイトにお客さんを導けていないと考えられる。
問題のページを特定可能!「離脱率」は必ずチェック
「つまらない情報で読み進めたくない」「リンク切れで先に進めない」。見込み客は様々な理由であなたのホームページから離れます。その問題のあるページを特定し改善する事であなたのホームページは活き返ります。
どのページが問題なのかを特定する為には、「離脱率」をチェックしましょう。商品の購入、申し込み、問い合わせ以外のページで離脱率が高い場合は何かしらの問題があると考えられます。
離脱率を確認する為には、コンテンツサマリーをクリックします(次ページで表示される「完全なレポートで詳細を表示できます」)。
セッション数の多いページ順に表示されます「離脱率」をクリックすると、離脱率の高いページ順に並び変えることができます。
離脱率の高いページとは見込み客が「最後に見たページ」。つまりそのページを最後に他のホームページへ移動している。
そのページに問題があるケースが多く、その問題を特定し改善する必要がある。「他のページへのリンクがない」、または「他のページへ移動するリンクが見つけにくい」、「リンク先がない」「レイアウトずれ」といった構造上の問題であれば修繕を行いましょう。
リンクなどの構造上の問題がない場合は、そのページの内容を見直す必要がある。問題のページに「見込み客の求める情報がない」「文字ばかりで読むのが飽きる」といった理由であれば文章の追加・訂正、画像の追加、ホームページの構成を変えるといった対策をしましょう。