警戒区域への一時帰宅の様子(前編)

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福島県南相馬市ホームページ制作ウェブレント須江です。
本日はお仕事をお休みし、福島県第一原子力発電所より20キロ圏内、「警戒区域」にある自宅へ一時帰宅していました。もちろん南相馬市の許可有りです。

今回の立ち入りはマイカーOK。まずは南相馬市馬事公苑で受付です。駐車場には防護服・マスク着用のスクリーニング担当の方がたくさんいました。

 

↓受付では、申請者の確認と立ち入り許可証・トランシーバーを受け取ります。警戒区域内の一部の地域では震災後、携帯電話が著しく悪い為、何かあった際の連絡手段となります。

 

↓次は防護服の受け取りです。

 

↓防護服着用時の注意点などの説明です。

 

↓線量計を受け取ります。ちなみに使い方の説明はなく警戒区域内で多少混乱しましたが、ピンポイントでの放射線量を計測する機器ではなく、電源を入れてからの積載量を測るタイプのようでした（返却する際に、警戒区域内へ滞在した間の積載量を教えていただきました）。

 

↓警戒区域内での注意点です。「通行証を表示しましょう」「受付から4時間で警戒区域から退出しましょう」「警戒区域内では道路が悪いところがあるので気をつけて運転しましょう」など。

 

↓それ以外にも、警戒区域から持ち出せない例がありました。気になるのはやはり、ペットは連れて帰れない点です。 これ本気でしょうか？

 

↓飲み水が配られています(一人500mlのペットボトル×2本)。防護服を着るとかなり蒸し暑く、警戒区域内では飲み水を手に入れることはできないので、嬉しい配慮です。

 

↓車に無線のアンテナを取り付けてもらいます。

 

↓偶然友人に会いました。彼の家は私の家から1キロ程度。自宅は津波の被害を数十メートルという僅差で難を逃れたものの、警戒区域に指定され私同様に南相馬市原町区の国見町に避難中です。腕時計に内蔵された線量計で、線量を計ってくれました(0.6マイクロシーベルト/毎時)。

 

↓防護服の着用の様子です。放射性物質の付着しやすい足元もしっかりカバーです。

 

↓検問の警察官のかたに、通行証を提示。大阪府警のかたでした。遠方でのお勤め、お疲れ様です。
いざ、警戒区域への立ち入りです。

 

↓警戒区域内では草木がノビノビ。道路への侵食を開始していました。写真では伝わりにくいのですが、この写真の草花は180センチぐらいの高さまで伸びていました。

 

↓自宅に到着です。改めて防護服などの装備を確認。

 

↓自宅前には見慣れないコスモスの花。いざ自宅へ。

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